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防錆剤 ラストチェンジは取りきれない錆もマグネタイト化するのでオススメです。
塗る時はペンキと同じように使えます。
塗布後の色は、赤(朱)です。
ラストチェンジは錆にきわめて容易に浸透し、腐食の原因となる空気、水分を遮断します。
ケレン・ブラッシングで取りきれない鉄筋などの赤錆も化学反応により、安定的な酸化物に転換し錆の進行を停止させます。
ラストチェンジに含まれる特殊顔料は赤錆を時間の経過とともに安定なマグネタイト(Fe3O4)に転換し防錆被膜層を作ります。
ラストチェンジはRC構造物の断面修復を行う際の鉄筋等の防錆用途として用いるエポキシ樹脂系錆転換型防錆剤です。
[ラストチェンジの特長]
■赤錆を安定なマグネタイトに転換
ラストチェンジの赤錆の上に塗装しますと時間の経過と共に安定なマグネタイトに転換し、高い防食被膜層を形成します。
塗布後3〜4ヵ月で約70%、約1年で100%の錆転換が行われます。
形成されたマグネタイト被膜層は、素地面に優れた接着性を有し、曲げや継続的な冷熱変化に対し亀裂剥離することはありません。
■素地調整が簡単
ラストチェンジは錆が十分に落とせない時でも防食効果を発揮します。
サンダーやパワーブラシにてケレンし、赤錆が多少残留した場合でも、防錆性能が発揮されます。
その為、鉄筋のケレン処理は第三種ケレン程度で十分です。
※第三種ケレン・・・活膜は残すが、劣化塗膜や浮き錆を除去し、表面が弱い金属光沢を持っている状態にすること。
■塗膜は断面修復材との密着性が良い
断面修復材エレホンフィックス等を施工する際の鉄筋爆裂補修用途に最適な材料です。
■優れた浸透性
浸透性に優れていますので、若干の湿潤面でも使用いただけます。
■長期的な防錆効果
浸透被膜型、錆反応形、錆安定型の3つの機能を有し、非常に安定した防錆効果を維持します。
■構造物の強度を高める
鉄筋等の錆の発生を阻止するとともに、鉄筋等とコンクリートとの接着強度を上げる作用があり、構造物の強度を高めます。
[ラストチェンジの用途]
腐食した鉄骨、鉄塔、鉄柱、橋梁などの鐵鋼構造物全般
[ラストチェンジの施工方法]
1.下地処理
ワイヤーブラシ・ウォータブラスト・ディスクサンダー・スクレーパーなどで浮き錆を取り除き、素地の作業屑、油脂分等は洗剤等のクリーナー等で除去し、素地を清浄します。
ショットブラスト、サンドブラストの必要はありません。
2.塗布方法
ラストチェンジは2回塗りを行って下さい。
塗布は、ハケ、エアースプレー等でも可能ですが、1回目(第1層目)は、密着性を良くするために可能な限りハケ塗りで行って下さい。
※比較的腰の強いハケを使用し、ハケがえしを十分行って下さい。
※塗装間隔の目安は、2時間です。
3.塗布量 塗布量は2回塗りで、340g/平米が目安となります。1kgあたり、約2.9平米の施工が可能です。
※錆びた鉄板面等は粗面であり、且つ錆による塗料の吸収があり一般の場合より 使用量が多くなります。
4.希釈率(ラストチェンジ専用シンナー)
施工場所の状況、器具等の使用環境により不具合の生じた場合は、下表にしたがい希釈してください。希釈には、ラストチェンジ専用シンナーをご使用下さい。
刷毛5%以内 10エアレス、10%以内、エア20%以内
※原液での使用を推奨いたします。希釈は当製品の性能を十分に保証するものではありません。又、上記以上での希釈は、塗膜厚が得られず防錆効果を著しく減少させます。
[使用上の注意事項]
■既に防剤やエポキシ系下地強化剤等浸透性物質が塗られている場合は、使用を避けて下さい。浸透が妨げられるため、表面のみで固化し、ペーストやモルタルとの付着性が低下し、剥離の原因になります。
■下地が乾燥状態にあることを確認の上、使用して下さい。
■アルカードKLは、空気中の二酸化炭素と反応してゲル化します。残った場合は、蓋をして空気に触れないようにして保管しますが、できるだけ早く使用して下さい。
■凍結しないよう0℃以上の場所に保管して下さい。
■破棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して下さい。河川、湖沼、下水等へ廃棄しないようにして下さい。
■高アルカリ性です。塗布時には保護メガネ、保護手袋、長袖シャツ等を着用、眼や皮膚に付着しないように注意して下さい。
■応急処置
★眼に入った場合は、直ちに多量の清浄水で洗い、速やかに医師の診断を受けて下さい。
★皮膚に付着した場合は、直ちに清浄水で洗い落とし、湿疹や炎症の兆候が見受けられる場合は、医師の診断を受けて下さい。
★ 飲み込んだ場合は、直ちにミルク等をのませ吐かせ、速やかに医師の診断を受けて下さい。